今から10年ほど前なんですけど、インターネット回線のADSL乗り換えで失敗して損をしました。
金額でいえば3万5千円程なので被害は少ないんですけど、10年経過した今でもあの時はしくじったな~とモヤモヤしています。
その時の失敗談をご紹介しますね。
当時の自分の状況
まず当時の自分の状況や住環環境、そして何故ADSLを開通させようとしたかを説明していきますね。
今から10年ほど前の体験で、当時の私は39歳の独身男性で一人暮らしをしていました。
この頃、勤めていた会社が倒産して無職だった時期なので、少額とはいえ痛かったのを覚えています。
家族構成は私だけです。
私が小さい頃に母は亡くなり、父は母が入院している間に出来た浮気相手と再婚。
私は母方の祖父母に預けられ、父は逃げるようにして再婚相手と新婚生活を送っていました。
こういう経緯があったので父や父方の親類とは疎遠になり、母の葬式以来接点はありません。
私にとって家族は母方の祖父母と叔父夫婦だけだったのですが、私が成人して間もなく祖父母は亡くなりました。
一応叔父は肉親ですけど、祖父母が亡くなってからは疎遠に。
祖父母が生きていた頃から叔父の奥さんから距離を取られていたようには感じていたので、祖父母が亡くなったのをいい機会に思ったんだと思います。
叔父の所へ行っても叔父の奥さんは留守にするというのが何度も続いたので、このあたりが潮時かなと私も感じました。
そして叔父とも疎遠になり、結婚もしていない私は天涯孤独の身の上となっていたわけです。
住んでいたのは市営団地でした。
祖父母宅が道路拡張工事で立ち退きを迫られたので、その時に市営団地に入居。
祖父母が亡くなった時に名義を受け継ぎ、そのまま暮らしていました。
この市営団地住みというのがADSL契約にかかわってくるんです。
というのも市営団地って光回線の導入は認められていなかったから。
一応団地の住民を集めて市役所に光回線導入を訴えれば通ることもあるらしいんですけど、お年寄りばかりの団地でそんな事を言っても光回線何それ美味しいの?な老人ばかりで通じるわけもなく。
当時はWIMAXというのも一般的なものではなかったので、選べるのは電話回線を使ったADSLしかありませんでした。
ということでADSLを利用しており、2年経過したので乗り換え用と思ったんです。
手続きはちゃんとしたのですが…
一時期携帯電話って同キャリアを継続して使い続けるより、2年毎に他キャリアに乗り換えていく方がお得な時代ってありましたよね。
当時は携帯電話だけでなく、ADSLのようなインターネット回線も同様でした。
今でもお得ですけど、当時は今のようにキャッシュバック金額等に規制がなかったので、キャンペーン目当てに2年毎(2年契約縛りの更新月になる度)に乗り換えていました。
インターネット自体は今から25年ぐらい前から利用しているので、ADSLの乗り換えは慣れっこになっていました。
今回も今までと同じようにサクっと乗り換えようと思ったんですけど、わかりづらい点があったので乗り換え先に電話で問い合わせをしました。
するとオペレーターから「今回電話で対応しましたので、今加入契約をしないとキャンペーン対象外になります」と言われたんです。
一応キャンペーン内容は電話でこのまま契約しても、ネット契約した分と同じだけのキャッシュバックが受けられるとのこと。
でも加入するのはもう少し他と比較してからと思っていたので、これには焦りました。
オペレーターから氏名・住所・電話番号等の個人情報を聞かれた時に伝えていたので、このまま電話を切ればキャンペーン対象外になってしまいます。
そこでその場で加入を決断し、その電話中に加入手続きを済ませました。
キャンペーン内容ですけど、10か月使い続けたら2万円キャッシュバック。
月額料金は本来4千円+@の所、キャンペーン適用で1780円。
契約期間は2年。
途中解約は違約金ありというものでした。
支払い金額がおかしかった
こうしてADSLの乗り換えを済ませたのですが、半年ほど経過した頃に月額料金がおかしくなっていることに気づきました。
料金は口座引き落としでお願いしていたのですが、初月は回線工事費もかかるので月額料金と合わせて4000円ぐらいかかるのはわかっていました。
でもなぜか7千円ぐらい引かれていたんです。
あれ?おかしいな~と思いつつ、回線工事費用や手続き費用を足すとこんなものになるのかな~と思って気にせず放置していました。
それから半年後、通帳をみてビックリ。
何故か毎月4千円+@ずつADSLの月額料金が引かれているんです。
初月は色々な費用が足されて高くなったんだろうけど、二か月目以降が高くなることはありません。
これはおかしいぞ!と思ってすぐに電話しました。
言い負けて3万5千円損をする
すぐに問合せをし、月額料金がおかしくなっているとオペレーター(契約時に応対した人とは違う)に告げます。
すぐに向こうも調べ、毎月4千円+@引き落としになっていることを確認してくれました。
何故こうなったかというと、キャンペーンが適用されずに加入していたことになったから。
月額1780円になるのにわざわざ4千円で!とお願いするはずもなく、原因は申込み時に応対したオペレーターが原因なのは明らかです。
ただ録音等はしていないので(向こう側はしていたかもしれませんが)、こちらがそれを証明することはできません。
結局言った言わないの水掛け論となってしまいました。
それならせめて今まで過剰に支払ってきた分を、今後の支払いに回して欲しいとお願いしました。
でもこれすら無理なんです。
支払ってもらったものは返せませんの一点張りで、向こうにひく気配はまったくありません。
これに気づいた時は月の半ばだったのですが、プラン変更は来月からになりますのでと言ってその月も4000円支払わせようとするんです。
さらに今から加入することになるので、キャンペーンのキャッシュバックは適用されないとのこと。
もうそのキャンペーンは終わっているからといって、これまた向こうに折れる気配はありませんでした。
言い合っていても埒が明かないと思い、結局全部向こうの言う通りになりました。
これまで支払った分の返却等はなし。
契約内容の変更は来月から。
キャッシュバックの適用もなしという条件を飲まされました。
毎月2200円程多く半年支払い続けたのと、契約変更は来月からとなったので1万5千円+@の損。
2万円のキャッシュバックをもらい損ねたので、トータル3万5千円程も損してしまいました。
悔しくてもう一度電話してみたが…
電話時はカッカしていて、向こうの言いなりになって電話を切りました。
でも電話を切ってからモヤモヤしてきて、再度電話をしてみました。
でももうこれは無理でしたね。
まあ一度その内容でOKしてしまったので、無理だろうとは思いつつもダメ元で電話したんですけどね。
あの時このように返事しましたよね?ですのでもう変更は出来ませんの一点張りでした。
その時の言い方が凄く高圧的で、さらにモヤモヤしました。
改善点や反省点について
まず最初の電話契約の時点で音声録音をしておくべきだったと思いました。
ICレコーダーは持っていたので、使っておけば言った言わないの水掛け論に持ち込まれることはなかったわけで。
次に月額料金の引き落とし金額の異常に気付いて電話した時ですけど、どのように話すべきか頭の中でまとめてから電話するべきだした。
今までにもこういうトラブル経験はあったんですけど、全部メーカー側が平謝りしてこちらが納得出来る対応をしてくれていました。
まさかこういう対応をされるとは想定外でしたし、ちゃんと言い負けないだけの理論武装をしておくべきだったなと反省しています。
まとめ
ちゃんと理論武装せずに抗議の電話を入れたばかりに、3万5千円程損するハメに。
私も相手が誠意のある対応をしてくれると過信していたのがまずかったですね。
sanelizariohistoricdistrict.org
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今から10年ほど前なんですけど、インターネット回線のADSL乗り換えで失敗して損をしました。
金額でいえば3万5千円程なので被害は少ないんですけど、10年経過した今でもあの時はしくじったな~とモヤモヤしています。
その時の失敗談をご紹介しますね。
当時の自分の状況
まず当時の自分の状況や住環環境、そして何故ADSLを開通させようとしたかを説明していきますね。
今から10年ほど前の体験で、当時の私は39歳の独身男性で一人暮らしをしていました。
この頃、勤めていた会社が倒産して無職だった時期なので、少額とはいえ痛かったのを覚えています。
家族構成は私だけです。
私が小さい頃に母は亡くなり、父は母が入院している間に出来た浮気相手と再婚。
私は母方の祖父母に預けられ、父は逃げるようにして再婚相手と新婚生活を送っていました。
こういう経緯があったので父や父方の親類とは疎遠になり、母の葬式以来接点はありません。
私にとって家族は母方の祖父母と叔父夫婦だけだったのですが、私が成人して間もなく祖父母は亡くなりました。
一応叔父は肉親ですけど、祖父母が亡くなってからは疎遠に。
祖父母が生きていた頃から叔父の奥さんから距離を取られていたようには感じていたので、祖父母が亡くなったのをいい機会に思ったんだと思います。
叔父の所へ行っても叔父の奥さんは留守にするというのが何度も続いたので、このあたりが潮時かなと私も感じました。
そして叔父とも疎遠になり、結婚もしていない私は天涯孤独の身の上となっていたわけです。
住んでいたのは市営団地でした。
祖父母宅が道路拡張工事で立ち退きを迫られたので、その時に市営団地に入居。
祖父母が亡くなった時に名義を受け継ぎ、そのまま暮らしていました。
この市営団地住みというのがADSL契約にかかわってくるんです。
というのも市営団地って光回線の導入は認められていなかったから。
一応団地の住民を集めて市役所に光回線導入を訴えれば通ることもあるらしいんですけど、お年寄りばかりの団地でそんな事を言っても光回線何それ美味しいの?な老人ばかりで通じるわけもなく。
当時はWIMAXというのも一般的なものではなかったので、選べるのは電話回線を使ったADSLしかありませんでした。
ということでADSLを利用しており、2年経過したので乗り換え用と思ったんです。
手続きはちゃんとしたのですが…
一時期携帯電話って同キャリアを継続して使い続けるより、2年毎に他キャリアに乗り換えていく方がお得な時代ってありましたよね。
当時は携帯電話だけでなく、ADSLのようなインターネット回線も同様でした。
今でもお得ですけど、当時は今のようにキャッシュバック金額等に規制がなかったので、キャンペーン目当てに2年毎(2年契約縛りの更新月になる度)に乗り換えていました。
インターネット自体は今から25年ぐらい前から利用しているので、ADSLの乗り換えは慣れっこになっていました。
今回も今までと同じようにサクっと乗り換えようと思ったんですけど、わかりづらい点があったので乗り換え先に電話で問い合わせをしました。
するとオペレーターから「今回電話で対応しましたので、今加入契約をしないとキャンペーン対象外になります」と言われたんです。
一応キャンペーン内容は電話でこのまま契約しても、ネット契約した分と同じだけのキャッシュバックが受けられるとのこと。
でも加入するのはもう少し他と比較してからと思っていたので、これには焦りました。
オペレーターから氏名・住所・電話番号等の個人情報を聞かれた時に伝えていたので、このまま電話を切ればキャンペーン対象外になってしまいます。
そこでその場で加入を決断し、その電話中に加入手続きを済ませました。
キャンペーン内容ですけど、10か月使い続けたら2万円キャッシュバック。
月額料金は本来4千円+@の所、キャンペーン適用で1780円。
契約期間は2年。
途中解約は違約金ありというものでした。
支払い金額がおかしかった
こうしてADSLの乗り換えを済ませたのですが、半年ほど経過した頃に月額料金がおかしくなっていることに気づきました。
料金は口座引き落としでお願いしていたのですが、初月は回線工事費もかかるので月額料金と合わせて4000円ぐらいかかるのはわかっていました。
でもなぜか7千円ぐらい引かれていたんです。
あれ?おかしいな~と思いつつ、回線工事費用や手続き費用を足すとこんなものになるのかな~と思って気にせず放置していました。
それから半年後、通帳をみてビックリ。
何故か毎月4千円+@ずつADSLの月額料金が引かれているんです。
初月は色々な費用が足されて高くなったんだろうけど、二か月目以降が高くなることはありません。
これはおかしいぞ!と思ってすぐに電話しました。
言い負けて3万5千円損をする
すぐに問合せをし、月額料金がおかしくなっているとオペレーター(契約時に応対した人とは違う)に告げます。
すぐに向こうも調べ、毎月4千円+@引き落としになっていることを確認してくれました。
何故こうなったかというと、キャンペーンが適用されずに加入していたことになったから。
月額1780円になるのにわざわざ4千円で!とお願いするはずもなく、原因は申込み時に応対したオペレーターが原因なのは明らかです。
ただ録音等はしていないので(向こう側はしていたかもしれませんが)、こちらがそれを証明することはできません。
結局言った言わないの水掛け論となってしまいました。
それならせめて今まで過剰に支払ってきた分を、今後の支払いに回して欲しいとお願いしました。
でもこれすら無理なんです。
支払ってもらったものは返せませんの一点張りで、向こうにひく気配はまったくありません。
これに気づいた時は月の半ばだったのですが、プラン変更は来月からになりますのでと言ってその月も4000円支払わせようとするんです。
さらに今から加入することになるので、キャンペーンのキャッシュバックは適用されないとのこと。
もうそのキャンペーンは終わっているからといって、これまた向こうに折れる気配はありませんでした。
言い合っていても埒が明かないと思い、結局全部向こうの言う通りになりました。
これまで支払った分の返却等はなし。
契約内容の変更は来月から。
キャッシュバックの適用もなしという条件を飲まされました。
毎月2200円程多く半年支払い続けたのと、契約変更は来月からとなったので1万5千円+@の損。
2万円のキャッシュバックをもらい損ねたので、トータル3万5千円程も損してしまいました。
悔しくてもう一度電話してみたが…
電話時はカッカしていて、向こうの言いなりになって電話を切りました。
でも電話を切ってからモヤモヤしてきて、再度電話をしてみました。
でももうこれは無理でしたね。
まあ一度その内容でOKしてしまったので、無理だろうとは思いつつもダメ元で電話したんですけどね。
あの時このように返事しましたよね?ですのでもう変更は出来ませんの一点張りでした。
その時の言い方が凄く高圧的で、さらにモヤモヤしました。
改善点や反省点について
まず最初の電話契約の時点で音声録音をしておくべきだったと思いました。
ICレコーダーは持っていたので、使っておけば言った言わないの水掛け論に持ち込まれることはなかったわけで。
次に月額料金の引き落とし金額の異常に気付いて電話した時ですけど、どのように話すべきか頭の中でまとめてから電話するべきだした。
今までにもこういうトラブル経験はあったんですけど、全部メーカー側が平謝りしてこちらが納得出来る対応をしてくれていました。
まさかこういう対応をされるとは想定外でしたし、ちゃんと言い負けないだけの理論武装をしておくべきだったなと反省しています。
まとめ
ちゃんと理論武装せずに抗議の電話を入れたばかりに、3万5千円程損するハメに。
私も相手が誠意のある対応をしてくれると過信していたのがまずかったですね。