副業ブーム
いつのころからか、副業がある種のブームとなり、今ではすっかり定着していますよね。
きっかけとなったのは、やはりインターネットの登場と、スマホの普及にあると思います。
これらが、当たり前のツールとして定着した結果、いろんな可能性が広がりました。
あらゆる情報を手に入れられるようになり、これらを駆使している人とそうでない人とでは、生活、いや、人生の質において大きな差が生じると言っても過言ではありません。
インターネットとスマホをうまく活用すれば、チャンスをものにできるというわけ。
とりわけ、副業の分野ではこれらツールが大きく活躍することになります。
私も時代の流れについていこうと、副業がてらネットで投資をすることにしました。
当時20代前半で(大学卒業後に地元の企業に就職)、結婚はしておらず、なおかつ実家暮らしだったため、お金にはそれなりに余裕があったのも投資に興味を抱くようになった理由の一つです。
ハイロー
いろんな投資法がある中から私が選んだのは、ハイローというものです。
これは簡単に説明すると、ある時点での為替が、一定時間後に、高くなるか低くなるかを予測するというものです。
かなりおおざっぱに例を挙げると、12時の時点で、為替が100ドルだったとして、5分後にこの為替がいくらになるのか。
仮に、高くなるほうに3万円を投資したとしましょう。
で、実際に5分後に、105ドルと、高くなった場合、ペイアウト率に応じて、適切な金額が口座に振り込まれることになるのです。
ペイアウト率は、変動しますが、大体2倍とか、それくらいに収束します。
なので、前述の条件で、ペイアウト率が2倍だった場合、6万円が口座に振り込まれることになるのです。
それともう一つ、前述の条件では「5分後」として紹介しましたが、これもいくつかの時間が用意されているので、そこは自分の好みや戦略に応じて使い分けていけばいいと思います。
私は、5分をメインにしてハイローを進めてきました。
いざ実践へ
さて、いざ実践ですが、軍資金は10万円と決めていました。
これをすべて使い切れば、もうそれ以上はのめりこまない、そう心に決めていたのです。
ですが…、最初のうちは、少額の利益、または損失に一喜一憂している自分がいて、かなり慎重に事を進めていたように思います。
実際、当初の目標は、「1円でも利益が発生した時点で、その日はやめる」でしたしね。
その結果、少しずつではあるものの、着実に口座の金額は増えていきました。
ちなみにですが、完全初心者の私の戦略は次の通りです。
できるだけ多数派のほうに投資をする、というものです。
どういうことかというと、ハイローでは、高くなるほうに何パーセントの人が投資しているか、低くなるほうに何パーセントの人が投資しているのか、というのが明示されているのです。
私には、投資の知識がまるっきりなかったため、基本的には、このパーセンテージを選択基準として取り入れました。
これが結構、効果的で、うまくやりくりすれば、これだけで意外と勝てるんですよね。
気持ちが大きくなってきて
しかし、それも最初のうちだけです。
さっきも言った通り、最初のうちは少額の利益で一喜一憂している自分がいましたが、だんだんと、もっと大きな利益を、と気持ちが大きくなってきます。
当初の私であれば、辞めていたであろうタイミングでも、より大きな利益を目指して、深追いするようになってきます。
当時の心境を思い返してみて、よく似ているなと感じたのが、ゲームセンターのメダルコーナーです。
ありますよね、競馬とかスロットとか、ポーカーとか、メダルで遊べるコーナーが。
あれも、最初のうちは、1枚でもメダルをゲットすれば、物凄い満足感、達成感に浸れていましたが、途中からなんだか物足りなくなってきます。
ここまで地道に貯めてきたメダルを、最終的には、持ちメダル全てを一つのゲームに(例えば、競馬の一レースに)投入したりして、あっけなくスッカラカンになってしまう、なんていうのは、よくあるパターンです。
皆さんも一度くらいは経験したことあるんじゃないでしょうか。
ハイローも、それと同じです。
チマチマと、小さな利益を上げていくことがばからしくなってきて、普通では考えられないような投資をしていくことになります。
当然、当初用意しいていた軍資金の10万円はあっけなくスッカラカンになり、さらには追加資金として10万、20万、30万…、とつぎ込んでいくことになります。
もはや止めようはなく、負けた分を取り戻そうと必死になっている自分がいます。
当初のように、小さな利益を上げていくのが、取り返す一番の近道なのですが、負けが込んでいると、そのような気にはなりません。
それでは果てしなく遠く感じてしまうのです。
なのでメンタル面も充実していなければ、厳しいですね。
まとめ
この経験を通じて思ったのは、ハイローというのは、投資という括りではありますが、実態はギャンブルだということです。
投資であれば、なんだか対外的な体裁もいいですし、なんだかちょっと高等なことをしているという錯覚を覚えることになりますが…。
繰り返しになりますが、ハイローははっきり言って、ギャンブルです。
軽い気持ちで始めてしまうと、大きな損失を生み出して今うことになりますよ。
注意が必要です。
sanelizariohistoricdistrict.org
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副業ブーム
いつのころからか、副業がある種のブームとなり、今ではすっかり定着していますよね。
きっかけとなったのは、やはりインターネットの登場と、スマホの普及にあると思います。
これらが、当たり前のツールとして定着した結果、いろんな可能性が広がりました。
あらゆる情報を手に入れられるようになり、これらを駆使している人とそうでない人とでは、生活、いや、人生の質において大きな差が生じると言っても過言ではありません。
インターネットとスマホをうまく活用すれば、チャンスをものにできるというわけ。
とりわけ、副業の分野ではこれらツールが大きく活躍することになります。
私も時代の流れについていこうと、副業がてらネットで投資をすることにしました。
当時20代前半で(大学卒業後に地元の企業に就職)、結婚はしておらず、なおかつ実家暮らしだったため、お金にはそれなりに余裕があったのも投資に興味を抱くようになった理由の一つです。
ハイロー
いろんな投資法がある中から私が選んだのは、ハイローというものです。
これは簡単に説明すると、ある時点での為替が、一定時間後に、高くなるか低くなるかを予測するというものです。
かなりおおざっぱに例を挙げると、12時の時点で、為替が100ドルだったとして、5分後にこの為替がいくらになるのか。
仮に、高くなるほうに3万円を投資したとしましょう。
で、実際に5分後に、105ドルと、高くなった場合、ペイアウト率に応じて、適切な金額が口座に振り込まれることになるのです。
ペイアウト率は、変動しますが、大体2倍とか、それくらいに収束します。
なので、前述の条件で、ペイアウト率が2倍だった場合、6万円が口座に振り込まれることになるのです。
それともう一つ、前述の条件では「5分後」として紹介しましたが、これもいくつかの時間が用意されているので、そこは自分の好みや戦略に応じて使い分けていけばいいと思います。
私は、5分をメインにしてハイローを進めてきました。
いざ実践へ
さて、いざ実践ですが、軍資金は10万円と決めていました。
これをすべて使い切れば、もうそれ以上はのめりこまない、そう心に決めていたのです。
ですが…、最初のうちは、少額の利益、または損失に一喜一憂している自分がいて、かなり慎重に事を進めていたように思います。
実際、当初の目標は、「1円でも利益が発生した時点で、その日はやめる」でしたしね。
その結果、少しずつではあるものの、着実に口座の金額は増えていきました。
ちなみにですが、完全初心者の私の戦略は次の通りです。
できるだけ多数派のほうに投資をする、というものです。
どういうことかというと、ハイローでは、高くなるほうに何パーセントの人が投資しているか、低くなるほうに何パーセントの人が投資しているのか、というのが明示されているのです。
私には、投資の知識がまるっきりなかったため、基本的には、このパーセンテージを選択基準として取り入れました。
これが結構、効果的で、うまくやりくりすれば、これだけで意外と勝てるんですよね。
気持ちが大きくなってきて
しかし、それも最初のうちだけです。
さっきも言った通り、最初のうちは少額の利益で一喜一憂している自分がいましたが、だんだんと、もっと大きな利益を、と気持ちが大きくなってきます。
当初の私であれば、辞めていたであろうタイミングでも、より大きな利益を目指して、深追いするようになってきます。
当時の心境を思い返してみて、よく似ているなと感じたのが、ゲームセンターのメダルコーナーです。
ありますよね、競馬とかスロットとか、ポーカーとか、メダルで遊べるコーナーが。
あれも、最初のうちは、1枚でもメダルをゲットすれば、物凄い満足感、達成感に浸れていましたが、途中からなんだか物足りなくなってきます。
ここまで地道に貯めてきたメダルを、最終的には、持ちメダル全てを一つのゲームに(例えば、競馬の一レースに)投入したりして、あっけなくスッカラカンになってしまう、なんていうのは、よくあるパターンです。
皆さんも一度くらいは経験したことあるんじゃないでしょうか。
ハイローも、それと同じです。
チマチマと、小さな利益を上げていくことがばからしくなってきて、普通では考えられないような投資をしていくことになります。
当然、当初用意しいていた軍資金の10万円はあっけなくスッカラカンになり、さらには追加資金として10万、20万、30万…、とつぎ込んでいくことになります。
もはや止めようはなく、負けた分を取り戻そうと必死になっている自分がいます。
当初のように、小さな利益を上げていくのが、取り返す一番の近道なのですが、負けが込んでいると、そのような気にはなりません。
それでは果てしなく遠く感じてしまうのです。
なのでメンタル面も充実していなければ、厳しいですね。
まとめ
この経験を通じて思ったのは、ハイローというのは、投資という括りではありますが、実態はギャンブルだということです。
投資であれば、なんだか対外的な体裁もいいですし、なんだかちょっと高等なことをしているという錯覚を覚えることになりますが…。
繰り返しになりますが、ハイローははっきり言って、ギャンブルです。
軽い気持ちで始めてしまうと、大きな損失を生み出して今うことになりますよ。
注意が必要です。